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中学受験で失敗する人は必ずいます。ここ数年少子高齢化と言われ、子供の数が減っていると言われている中で受験数は年々増えてきているから合格率も下がってしまいます。
「絶対に失敗したくない」「希望の中学に入学したい」という方も絶対受かる保証がないので中学受験に失敗した時の事も考えておきましょう。
・中学受験に失敗する前にすべきこと
・志望校以外の選択肢を準備する
私は子供を私立の中学に入って高い教養を受けてもらいたいと思っているのですが、決してゴールは志望校への入学ではないと思っています。
合格というプレゼントがあればそれは最高ですよ…
ただ、子供がこれから長い人生を生きる上で「学びの姿勢」を身に着けてくれる事が親としてのゴールだと思っています。
「問題が解けた喜び」を感じてもらう事は仕事をしていく上でも大切になりますし、中学受験で学ぶスケジュール管理や勉強の習慣を身につけることで強い自信に繋がります。
こういった事を踏まえて、中学受験を失敗した時の子供への関わり方を解説します。
中学受験に向いている子供の特徴
中学受験に向いている子供は「集中力」「素直さ」「継続する力」がある事です。
中学受験を受ける多くの子供は3年生の2月から塾へ入って勉強を開始します。
早い子供だと1〜3の低学年から受験勉強を始めていますが、
平均でも3年間は小学校で学ぶよりレベルの高い勉強を続けていくのですがから継続する事が大切になってきます。
また、他の小学校の友だちと遊ぶ事に気を取られて勉強がおろそかになってしまうと中学受験は難しいです。
学校の友達と中学は別になるし、交流が少なくなる事を理解していないと途中で挫折します
中学受験後の進路
中学受験は中高一貫の6年間の学校がほとんどです。なので中学受験が終われば次のは学への入学を目指しての勉強が始まるのが一般となっています。
冒頭でも言いましたが、全員が志望校へ進学できない事もありますし、全て落ちてしまうことも当然あります。
その場合は「公立の中学」へ行く選択になります。その後の流れは…
「公立中学→公立高校→大学入試」もしくは「公立中学→私立高校→大学入試」です。
約3年間一生懸命勉強を続けてきたわけで「不合格」というのは精神的にショックを受けます。これで勉強が嫌いになったり自信が無くなるというケースは多いです。
毎日の勉強や長期の休みも遊びを我慢して勉強をし続けてきたはずですから当然ですよね。
そんな時に親はどうやって声をかけてこれからの進路を見つめ直すべきなのでしょうか。
中学受験に失敗した時に親がするべき行動
受験に失敗したすぐに励まされてもかえって逆効果になり、傷を深める事になります。
そんな時は同じ様に悔しがる事が大切です。これまで隣でずっと勉強してきたのですから親も受験生と同じ気持ちです。悔しくないわけがありません。
でも、頑張ってきた事に変わりはありませんよ
隣で見てきたからわかる子供の成長。これは一番親が理解しているし誇らしいと思える点だと思います。
それだけ中学受験は特殊な事…
私立中学に進学するのは全体の7%というデータもあるのでそこに挑んだ事は間違いなく子供を成長させています。
中学受験が最終ゴールでは無かった事を思い出してください。「将来何になりたかったのか?」「夢は何だったのか?」「やりたいことは別の道でもできないか?」
新しいスタートが必ず始まります。今一度やりたかった事を思い出して
正解は自分の歩いた道で見るけることができるし、過去の失敗もあとから意味を変える事ができます。「あの時の失敗が合ったからここまでできた」「別に失敗は悪いことじゃない」という強い心を持つかもしれません。
親の私達ができることは次の道をサポートして応援することです。
- これだけお金を払ったのに
- 落ちこぼれ
- ホントできないんだから
子供はこのような自信を無くすような事を言われるとさらに大きなショックを受けます。小学生からすれば親の強制力はかなり大きなものになります。
これから勉強する時にこのような失敗が大きく人生を左右することだってあります。
「言葉の傷は刀の傷より深い」といった言葉を聞いたことがありますが、直らない傷を残すことだってあります。
親は感情的にならずに将来の子供に取ってプラスに働く言葉を投げかけましょう。
受験勉強をする時にも選択肢を与えておく
中学受験の失敗は誰にでも起こり得る事だと始めに伝えて、沢山の選択肢を5,6年のうちに準備しておきましょう。
これは計画表にも書いておくべきです。
中学受験【合格】した場合→ここで頑張って〇〇大学に行く!
中学受験【不合格】の場合→この学校では一番を取ってやるぞ!起業の為に勉強する!とかです。
色々な案を出すことで将来の選択肢に広がるよ
選択肢を与えるとい事は、投資の世界ではリスクヘッジといいますが、全財産を1つの投資先に賭けてゼロになったリスクを取るよりも10箇所くらいに分散して1つがダメでも他があるという考え方を取るのは受験にとっても大切だと思います。
人生こそ正解がないので楽しい選択肢を残しておくことで、「別にこっちでも楽しめそうだな」とおもってもらう事ができます。
さらに選択肢が広がると興味の幅も広くなります。中学受験で身につけた勉強方法や継続力があればその先で学んだ知識をより深く考えられるようになっているでしょうから、選択肢を子供と一緒に考えるのは必須の行動です。
記事のまとめ
中学受験に奇跡はありませんので日々の積み重ねが重要になってきます。しかし、積み重ねたからといって全員が成功を掴めるほど甘くないのはみなさんご存知だと思います。
だからこそ、中学受験の失敗は悔しいですし、ショックは大きのです。
ですが、そんな時こそ大事なのが親の存在なのです。これまで一緒に頑張ってきた中学受験です。頑張った事実をしっかり認めてあげてください。
そして次の道のサポートの準備をして4月から新しいスタートを切りましょう。何度も言いますが、中学受験が全てではありません。学ぶ事が「楽しい」と思うことができればどんな将来像も描くことができます。
そんな明るい未来へ子供の背中を教えあげれたら最高ですね。
最後になりましたが、息子が中学受験を目指して浜学園という塾に通って勉強を頑張っています。(2023年2月現在)偏差値も低くこのままでは厳しいのは承知で勉強に真剣に向き合って頑張っています。これから2年間頑張っていくので良かったら応援してく頂けると嬉しいです。